目次
玄米茶とは
玄米茶の特徴
玄米茶(げんまいちゃ)、日本で古くから愛されている伝統的なお茶です。
緑茶と焙煎された玄米を混合して作られ、独特の風味と香ばしさが特徴です。玄米茶は、緑茶の爽やかな苦味と香り、玄米の甘みと香ばしさが絶妙に調和しています。玄米の追加により、お茶にナッツのような味わいが加わり、独特の風味が生まれます。
玄米茶は、食事との相性が良く、また単独でも楽しめる飲み物として人気です。さらに、玄米に含まれるビタミンやミネラルが茶葉の栄養価を高め、健康に良いとされています。
玄米茶に含まれるカフェイン
玄米茶には、緑茶(煎茶)と同様にカフェインが含まれていますが、その量は緑茶(煎茶)よりもやや少なめです。玄米自体にはカフェインは含まれていませんが、混合される緑茶の部分によってカフェインが含まれます。一般的に、玄米茶100mlあたりのカフェイン含有量は約10mg程度とされており、緑茶(煎茶)に比べて渋味や刺激が少なく、穏やかな味わいが楽しめます。カフェインへの敏感さや好みに応じて、摂取量を調整することが可能です。
種類 | 100mlあたりのカフェイン含有量 |
---|---|
ほうじ茶 | 20mg |
煎茶 | 20mg |
玉露 | 160mg |
抹茶 | 64mg |
釜炒り茶 | 10mg |
番茶 | 10mg |
玄米茶 | 10mg |
烏龍茶 | 20mg |
麦茶 | 0mg |
コーヒー | 60mg |
紅茶 | 30mg |
玄米茶の最適な温度・抽出時間
玄米茶を美味しくためのお湯の温度と抽出時間について解説します。
お茶の香ばしさをひきたたせるため、沸騰した高温のお湯(95度〜100度)をそのまま注ぐのが良いでしょう。抽出時間は、長めにすると味が濃くなってしまうので、30秒ほどがベストです。2煎目も美味しく飲むためには、1杯目のお茶の一滴まで注ぎ切ることがポイントです。
種類 | お湯の温度 | 抽出時間 |
---|---|---|
煎茶 | 70~80度 | 30秒〜45秒 |
深蒸し煎茶 | 80度 | 15秒〜30秒 |
玉緑茶 | 70~75度 | 1分 |
ほうじ茶 | 100度 | 45秒 |
番茶 | 100度 | 30秒 |
玉露 | 50度〜60度 | 2分 |
玄米茶 | 100度 | 30秒 |
紅茶 | 100度 | 2分〜3分 |
お茶の種類まとめ
こちらの記事ではお茶の種類について幅広くまとめています。